2010年4月4日日曜日

春苦し…

桜満開
花見の季節です♡

このまえこじんまり
とお花見をしました。
花見弁当に土筆やクレソンのスープをもっていきました。

花見とちょうど同じ頃楽しめるのが、野草料理。

野草とは、身近に生えている春の恵みです。
タンポポやセリやハコベ、蓬、土筆など…この時期になるといても立ってもいられなくなります。

べジカルチャーメンバーと鎌倉の野草料理の巨匠ハム子先生(NPOセンター長)と一緒に春の野草摘みにいきました。ハムコ先生は春のこの時期はスーパーに買い物に行かずとも贅沢な食事をされてきた様で、先生のお子さんは野草ばかりのおかずだったのでもの凄く貧乏だから頑張って勉強して家族を支えなきゃ!と思った程だったそうです。

ハムコ先生の先導で田んぼ脇で野草摘み。

野かんぞうの若芽、ノビル、ヨメナの若芽、田ぜり、つくし、クコの新芽、フキ、ハコベ、蓬、タンポポ。。。こんな小さな田んぼ脇で大収穫。

しかも、お家の庭に生えていそうなモノばかりで、これもあれも美味しく頂ける宝石たち。。。

野かんぞうの根っことノビルは生でも食べれる。だから、ローフーディストでも大丈夫。
蒸してもヌタにしても美味しい。ヨメナはヨメナご飯にすると良い。
クコは実だけでなくて、新芽も食べれて、ご飯と一緒に炊くといい。
フキは今の時期はあく取りしなくてもいい。
はこべも花や蕾が咲く前の物が軟らかくてとっても美味しい。
蓬も種類が色々でちゃんと香りが良い物を選ぶ
迷ったら野草は天ぷらにするといい、などなどコツがいっぱい。


お陰で、野草料理のメニュー
のバラエティーが一気に広がった♡

帰りに田谷の農家でほうれん草とカブを収穫させてもらった。
生の野菜はこんなにみずみずしくて甘いんだ〜!と感動☆

ハムコ先生のおススメメニューを早速作ってみました。

「セリと油揚げのダシで作ったつけ蕎麦。」

作り方が分かってなくて、つけダレにせずスープにしてしまったけれど、昆布も椎茸も使わず作ったセリのダシがこんなに美味しいとは!

体中がスーッと軽くなる感覚。(?)

アーユルヴェーダでいうサトウィックな食べ物(至福感を与える食材)とはこういうのをいうのではないかな?


あれから、一週間。

気付けば、線路脇に土筆を見つけたら考える前に体が反射的に動き、摘み取ってしまう。
どこを歩いても道の脇を歩くように。。。今のところ乾物以外は買い物していない。

野草料理は、豊かな暮らしへの第一歩のような気がする。






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