2011年2月2日水曜日

お野菜+果物←みつばち


最近ミツバチがいなくなっているというニュースがよく放映されるけれど…
たぶん、そんなに深刻に見ている人は少ないと思う。

蜂がいなくなる = 未来の食糧がなくなる ということ。

有名なアルバート・アインシュタインの言葉です。

"If the bee disappeared off the surface of the globe  
地球上から蜂が姿が消えてしまったら、
then man would only have four years of life left.
人間の寿命は4年間だけになるだろう。
No more bees, no more pollination, no more plants,
蜂がいなくなり、植物受粉がなくなり、植物がいなくなり、
no more animals, no more man."
動物がいなくなり、人間がいなくなる。

蜂が世界中からいなくなる原因は2つ。
1)農薬:特にネオニコチノイドの使用が原因
  煙草のニコチンに似せた水溶性の農薬は、残留性が非常に高く、
  生体内に残り、洗い落とせない。
  この農薬が原因で蜂の巣箱に戻れないようになるといわれている。
  用途は多岐にわたり、道路の樹木消毒から、住宅の床下消毒、
  ガーデニング、減農薬野菜、お茶、果物、ペットの蚤駆除まで
  幅広く日常的に使用されている。
  既に欧米では使用を禁止されはじめているが、その売れ残りが日本や中国で未だに流通している
  状態のようです。以前からの規定通りのネオニコチノイドの使用量制限に留まっているよう。
  ネオニコチノイド系の農薬名称:イミドクロプリド、アセタミプリド、ジノテフランなど

2)蜂の巣内にダニの異常発生、夏の異常な暑さが原因でダニが異常繁殖。

日本の農業で使われている農薬は他国に比べると安全だといわれています。
けれども、ミツバチが野生の植物はもちろん、毎日食べている農産物の受粉の担い手となっています。
ただ、ハチミツを作るだけではないのです。

ハチミツがなくなっても私は生きていけるかもしれないけれど、
ミツバチがいなくなれば私は生きていけません。

1人でも多くこの事実を知ってもらい、1人でも多くの農家さんたちにネオニコチノイド系の農薬の使用を辞めてもらいたい。

蜂は、近くを飛んでいるとき、ちょっとビックリしてしまうけれど、かけがえのない存在。
決して抱きしめたりはできないけれども。。。

英文ですが、この緊急事態に対して、AVAAZのHPより個人的に署名ができます。

GLOBAL BEE EMERGENCY -- ACT NOW!
https://secure.avaaz.org/en/save_the_bees/


1 件のコメント:

スズメバチ さんのコメント...

CCDの原因って未だに特定できてませんよね。
ネオニコチノイドが禁止されたフランスでは、もうCCDは確認されなくなったのでしょうか。また、すべての現象でダニが確認された訳ではありません。電磁波説もありますが、携帯を禁止しますか?

ネオニコチノイド禁止の署名をして蜂が戻ってくるならいくらでも署名しますが、大切なのはこういった研究、調査を正しくすすめて行くことでしょう。「こども手当を削ってCCDの研究にあてるべき」という署名なら、それなりに意味のあることだと思います。