2010年7月4日日曜日

食禅

やさしいお地蔵さんの絵で描く柿沼忍昭和尚の一杯のお粥のお作法という、とてもパワフルな講座に出席しました。

「精進料理」との出会いから日本に伝わってきている「食」への向かい合い方がこのお作法に生きていて、これは本当にスゴいものだと勉強し始めたところで、こんな経験はとてもありがたい!ということで参加してきました。

お作法は、無駄な動きがなく、洗練されていてきちっと「食に向かい合う」そして、感謝の気持ちがこのお作法や食膳に唱えるお経、「五観之偈」に現れていました。

印象深かった言葉を羅列してみます。

  • 私たちは毎日「食べて生きています」。
  • 食べ物のイノチ(波動)を頂いて、体を構成している。
  • 波動のコズミック・パワー、つまり食べることは宇宙のエネルギーを頂くこと。
  • 托鉢の食事や修行生活の食事で得たもの。 それは、食べ物が私に会いにきてくれたこと。 私の体の一部になるために来てくれたことがわかった。
  • 食の場において、「怒り」「貪る」「愚か」という気持ちを持ち込まない。
  • 食べ物を良い薬として頂く、それには大げさな食事ではなくマズくないのは大前提だけど、おいしすぎないことが大事。 作り手も修行を積んだ人がつくる。
  • 毎日、キチッと食事と向き合うことができたら、悟ることも難しいことでもない。
  • 禅は、デザインです。 きちっとした「型」が作られている。
  • 「型」を持つ強みは、その型を崩すことができること。私たちは型がある限り、簡単には崩れない。
  • 型を沢山作ってきた日本人の強み。
  • 良い型も、悪い型も存在する。今は型をデザインすることができる。その役割りはとても大切。
  • お坊さんの食器(持鉢、応量器)は、元々お釈迦様の頭蓋骨をデザインされている。 そして、四天王のお姿が器に変わったものとされている。 仏教はもともと仏像を拝む偶像崇拝が許されなかったけれど、この持鉢は仏さまの様に大切にされてきた。
  • このお作法は西洋人がまだ手づかみで食べていた800年程前からあり、色々な食事のお作法にも影響を与えた食事法。
  • 間違いはとても大切。間違いから本人も周りの人も学ぶことができる。
  • お粥を頂く量は周りの人とのバランスを配慮する。
  • 自分が頂く量を理解して、頂く。
  • キチッとお作法中にお皿を綺麗にできないと次の日はカビていることもありました。

お作法の方法は食禅に参加されることが一番良いので省略します。
鎌倉でも、柿沼忍昭和尚をお招きして「食禅」を行ないたいと思っています。
ご縁のある、準備ができている人だけが参加できるという講座だそうですよ。

食べているとき、何ともいえない幸せな気持ちになりました。
このお作法を大事にしていきたいと思いました。
ありがとうございました。

合掌

2 件のコメント:

忍昭 さんのコメント...

先日は食禅に参加くださり、ありがとうございました。今度は、鎌倉で是非やらして下さい。
遅くなりましたが、お礼まで

忍昭合掌

Yoshiko さんのコメント...

コメントありがとうございます!

関東方面にいらっしゃることがあればぜひよろしくお願い致します。